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グローバル市場における競合状況認識


★海外現地法人の競争力についての認識(出典:JBIC)
@グローバル市場では、アジア新興国企業との競合が進む
●ASEAN・中国・インド・ブラジル・北米・EUの各市場で、中国・韓国・台湾系企業
との競合が進んでいる。
Aアジア新興国市場における日本企業の強み/弱みの自己認識は
●強み:製品開発力・製造技術・商品企画力・高品質/高機能品を造るノウハウ・ブランド力
は、中国・韓国・台湾系企業より上と自己評価している。
●弱み:価格競争力・販売力・経営スピードについては、追いつけていないと感じている。
Bアジア新興国市場における欧米企業に対する認識は
●強み:製品開発力・製造技術・販売力・経営スピード・商品企画力・高機能/高機能品を
造るノウハウ・ブランド力で日本企業を上回ると認識している。
●経営スピードについても明確な戦略と現地への権限委譲が強みであると見ている。
C日本企業が見たアジア新興国企業(中国・韓国・台湾系企業)の強み/弱みは
●強み:コスト競争力とトップの強い権限に基づく経営スピードと認識している。
●弱み:商品企画力・高品質/高機能品を造るノウハウ及びブランド力が劣ると見ている。
D業界で競争優位戦略は分かれる傾向あり
自動車・電機・電子メーカーは、低価格化を志向している。
その他の業界は、高品質化・高機能化・ブランド力強化が効果的と認識している。
●新興国市場を攻略するために、地場企業等との連携・提携を模索する日本企業は3割程度
に留まる。