| ★日系企業が海外進出に伴い乗り越えなければならない課題(出典:経団連・JETRO) |
海外進出に伴う課題 |
解決の方向性 |
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| @海外で実務を任せられる人材の確保 | |
| ・海外マネジメント経験のある人材不足 | ・海外マネジメント経験者の斡旋や派遣依頼 |
| ・品質管理向上への取組みが困難 | ・海外工場向け顧問サービスの活用 |
| ・社内での海外要員の育成(OJT) | ・海外要員育成研修トレーニングの実施 |
| ・進出先で必要な経営資源の整備 | ・日系工業団地の活用 |
| ・採用代行やバックオフィス業務委託等の 現地支援サービスの活用 |
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| A現地従業員の管理層への育成と定着 | |
| ・管理職候補者の採用 | ・現地管理職の採用代行や派遣 サービスの活用 |
| ・従業員定着率の向上 | ・現地社員定着化教育や組織/ 人事制度の構築 |
| ・従業員の解雇が困難 (インドネシア・フィリピン・マレーシア) |
・トレーニングを受けた派遣社員の活用 |
| ・派遣社員では品質問題が多発 | ・トレーニングを受けた派遣社員の活用 |
| B信頼できるビジネスパートナーの確保 | |
| ・現地パートナーの調査及び選出 | ・ブリッジコーディネーターの活用 |
| ・現地市場の情報収集と分析 | ・現地情報&販路コンサルティング サービスの活用 |
| C「取引先の要請」による進出から脱却 | |
| ・ローカル基準でのコストダウン要求 | ・現地での生産現場におけるムダ排除& 効率化 |
| ・系列間/日系企業間取引からの脱却 | ・現地地場企業とのアライアンス生産への チャレンジ |
| ・グローバル調達方針への対応 | ・各国の製造請負企業との提携 (リスク分散・関税面も考慮) |
| ・系列外販売先の開拓 | ・現地での販売支援商社の活用 |
| ・部資材調達先の開拓 | ・現地での共同購買支援商社の活用 |